2001年設立のネクストジェン様は現在、企業法人向けDX関連ソリューション、モバイル系ソリューション、クラウドサービスなどに事業領域を広げ、5Gやクラウド技術、音声認識&AIなどを活用した新たな価値創造に挑戦しています。
2019年には日本初となる総務省のローカル5G実証実験に参画。CATVの難視聴地域におけるラストワンマイルのソリューションとして、超高速・大容量のローカル5G活用を検証するプロジェクトをリードしました。
それ以来、同社は数多くの実証実験へ参画。豊富な経験と知見を活かし、ローカル5G導入に必要な免許申請、システム設計、コンサルティングを含めたトータルソリューションを提供しています。
同社は2019年以来、数多くの大手企業によるローカル5G実証実験に参画し、継続して「MT1000A」を使い続けています。
中でも特に注目されたのが、2022年に大阪・夢洲で実施された「港湾・コンテナターミナル業務の遠隔操作等による業務効率化・生産性向上」の実証実験です。
この時、同社が測定器に求めた要件は、①指定したスループットを確実に実現できること、②ポータビリティに優れていること、③スループット・レイテンシ・ジッタ・パケットロスを網羅的に高精度で測定できること、④測定データのCSV出力が容易にできること、でした。アンリツの「MT1000A」は、まさにこの要件に合致しました。
同社ではこれまで4年間の実証実験で蓄積した知見をもとに、今後さらにローカル5Gへの取り組みを加速する計画です。
例えば、放送分野における4K/8K動画配信のラストワンマイルでの活用、製造工場内のIoT端末によるリアルタイム制御や遠隔操作、医療分野で5Gの低遅延・高速大容量の特性を活かした問診による医療格差の解消など。これらの実運用フェーズに入る案件の増加を見据え、円滑な運用を可能にするソフトウェア提供・運用支援を推進しています。
同社では、ローカル5Gを商用サービスに活用するために、屋内ラボ内の試験だけではなく、実際にフィールドで展開した時の測定が決定的に重要だと指摘しています。
10/100G、OTDR、CPRI試験を1台で。拡張性、操作性に優れたポータブルテスタ
社名 | 株式会社ネクストジェン |
設立 | 2001年11月16日 |
資本金 | 1,001百万円(東京証券取引所グロース上場) |
代表者 | 代表取締役執行役員社長 大西新二 |
事業内容 | 電気通信事業、通信技術に関するコンサルティング業務、通信ネットワークシステム及びアプリケーションに関する企画、開発、保守、賃貸、販売、輸出入、及びコンサルティング業務、など |
売上高 | 3,750百万円(連結/2022年3月期) |
社員数 | 144名(連結/2022年3月末現在) |
事業所 | 東京本社/東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル6F https://www.nextgen.co.jp |