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400Gデジタルコヒーレント通信回線品質評価
および400ZR/ZR+ QSFP-DDトランシーバ自動試験ソリューション

400Gデジタルコヒーレント通信回線品質評価ソリューション

OIF400ZR、OpenZR+のデジタルコヒーレントQSFP-DDトランシーバ(以下、400ZR/ZR+ QSFP-DD)は、トランスポンダ機能を実装しており、これを使用するとWDM装置なしで、デジタルコヒーレント通信を実現でき、長距離、大容量の通信ネットワークを安価で手軽に構築できます。また、通常のWDM装置よりも、消費電力を削減でき、運用コストの低減も実現できます。
今後、データセンター間接続や、法人向けの拠点間専用線接続などの用途で普及が見込まれています。

通信品質評価の重要性

ルータにこの400ZR/ZR+ QSFP-DDを実装、通信波長を設定後、MUX/DEMUX装置を使用することで波長多重伝送が可能です。このように手軽にネットワークを構築できますが、サービス品質を確保するにはサービス前の通信品質評価を行うことが重要となります。
今までは、WDM装置のトランスポンダ機能で回線の品質状況をモニタできましたが、この400ZR/ZR+ QSFP-DDを使用した構成では、WDM装置のトランスポンダ機能を使用しないため、回線品質をモニタすることができず、通信品質の状況を把握することができません。
回線の通信品質は、OSNR*1)、SOP ROC、Pre-FEC BER*2) 、光受信パワーなどで評価できますが、経路上の線路環境により、これらのパラメータ値は時間的に変動することがあります。
これらのパラメータが時間的に、どの程度変動するか把握することで、サービスにおいてマージンが十分かどうかを見極めることができます。

*1)OSNR= Optical Signal to Noise Ratio、SOP ROC= State of polarization Rate of Change
*2)Pre-FEC BER= PreーForward Error Correction Bit Error Rate

WDM装置を使用したネットワーク構成と400ZR/ZR+QSFP-DDを使用したネットワーク構成

ネットワークマスタ プロ MT1040Aは、OIF400ZR、OpenZR+ QSFP-DDトランシーバに対応したテスタです。
MT1040Aを使用すると、トランシーバ内のDSPから出力されるOSNR、SOP ROC、Pre-FEC BER、光受信パワーなどの通信品質パラメータを1秒ごとに取り出し、時系列表示やCSV出力ができます。これにより、時間的に変動する通信品質の状況を把握することができ、サービスへの影響度を事前に確認することができます。

ネットワークマスタ プロ MT1040Aを使用した通信品質状況の把握

ネットワークマスタ プロ MT1040Aを使用した通信品質状況の把握
ネットワークマスタ プロ  MT1040A

測定モジュールは、3種類ラインアップしています。

①MU104014B 400G(QSFP-DD)マルチレートモジュール
②MU104015A 400G(OSFP)マルチレートモジュール
③MU104011A 100Gマルチレートモジュール


MU104014Bは、400ZR/OpenZR+ QSFP-DDに対応した400G測定モジュールです。

ネットワークマスタ プロ MT1040A 背面スロット

ネットワークマスタ プロ MT1040A 対応規格

※バッテリ動作時間は45分(代表値、400G ZR+ High Power光トランシーバ使用時)
※動作環境(400G ZR+使用時)温度 0℃~+40℃、湿度 ≦85% RH(結露なきこと)
  QSFP-DD 24W品使用時

OIF 400ZR/OpenZR+ 回線品質モニタ機能

OIF 400ZR/OpenZR+ 回線品質モニタ機能

OIF 400ZR 回線側品質モニタ例

OIF 400ZR/OpenZR+ 回線品質モニタ例

OIF 400ZR/OpenZR+ QSFP-DD 対応トランシーバ

MU104014BのQSFP-DDスロットは、24Wまで電力を供給できます。

※28W 程度まで動作できますが、この場合周囲温度条件が厳しくなります(例 26.5W 品の場合、周囲温度が35℃以下であれば動作可能)

OIF 400ZR/OpenZR+ 回線品質モニタ例

動作仕様

項目 仕様
Form Factor QSFP-DD
対応規格 OIF 400ZR, OpenZR+ MSA, OpenROADM MSA
Management Interface CMIS Rev5.0, OIF-C-CMIS-01.1

OIF 400ZR、OpenZR+ QSFP-DDは、応用部品としてラインアップしていません。
推奨光トランシーバは以下になります。

種別 仕様 品目
OpenZR+/400ZR Tx High Power, Multirate Coherent社: FTCD3323R1PCL

OFC2024(USAサンディエゴ)展 OIFブースプラグフェストで動作確認できたトランシーバメーカ:

1)OpenZR+: Accelink, Ciena, Cisco, Coherent, Juniper, HG Genuine, Precision
2)400ZR: Accelink, Ciena, Juniper, HG Genuine, Hisense, Lumentum, NEC, O-Net, Precision

それ以外に、Source Photonics, Innolight, FOCは別途動作確認済み。

OIF 400ZR/OpenZR+ 2ポート構成

MT1040A本体にMU104014Bを2枚実装すると、OIF400ZR/OpenZR+が2ポートで使用できます。

※2枚実装した場合、ACアダプタでの動作になります。
※2枚実装をする場合、MT1040A本体に、MT1040A-020 400Gデュアル/100Gクワッドチャンネル拡張オプションが必要です。

OIF 400ZR/OpenZR+ 2ポート構成

装置検証から開通保守まで有効活用

MT1040Aは測定モジュールの実装構成(MAX 2枚)をお客様で変更できます。

使用用途に合わせて、装置検証から、開通/保守まで、幅広く使用できます。

装置検証から開通保守まで有効活用

400ZR/ZR+ QSFP-DD トランシーバ自動試験 ソリューション

OIF400ZR、OpenZR+ QSFP-DDトランシーバは、装置ベンダでラインナップしていますが、サードパーティとして、トランシーバベンダからも入手することができます。
この400ZR/ZR+ QSFP-DDは、通常のQSFP-DDに比べて、高価であり、問題が発生した場合の切り分け検証や、受け入れ時の動作チェックの手段を用意しておく必要があります。

MT1040Aには、自動試験機能があり、あらかじめ作成した試験シナリオに従い、自動で試験を行うことができます。
この自動試験機能を使用し、 400ZR/ZR+ QSFP-DDを自動試験することができます。以下のような試験シナリオを用意しています。詳しい情報はこちらから。
デモ器もありますので、デモ器貸し出しも随時おこなっています。こちらのページの“お問い合わせ内容”欄にMT1040A 400ZR/ZR+ QSFP-DD自動試験デモ希望とご記入いただき、お申し込みください。

装置検証から開通保守まで有効活用