無線LAN技術では、IEEE802.11ax Wi-Fi 6Eで6GHz帯が追加され、その後、新しい世代の802.11be/Wi-Fi7がリリースされ、さらに次の規格Wi-Fi 8の技術仕様が検討されています。新しい規格では、新たな変調方式の追加や周波数帯域幅が拡張され、RFの送信側、受信側の特性評価はもとより、通信性能評価も重要となっています。
無線区間の最大データ通信容量は、Wi-Fi6/6Eで、9.6Gbps、Wi-Fi7で46Gbps 以上になり、無線区間を含めた通信性能評価も必須となってきます。

Wi-Fi機器、端末の開発評価に以下2つのソリューションを提案します。
ワイヤレス コネクティビティ テストセット MT8862A を使用すると、RFの送信特性評価(変調精度、EVM)、受信特性評価(最小受信感度、PER)、および無線LAN機器の完成品の実動作状態で無線品質評価(ネットワークモード)が可能です。

ネットワークマスタ プロ MT1000Aは、10/100/1000M~100Gイーサネットに対応したイーサネットテスタです。
Wi-Fi 6E機器のデータ伝送容量は、9.6Gbps、Wi-Fi 7機器では、最大 46.1 Gbpsです。このため、従来のiPerfアプリによるPCを使ったスループット評価手法では正確な評価ができません。MT1000Aは、CPUパワーを介さずハードウェア処理により、イーサネットのスループット評価を行うことができます。Wi-Fi機器の無線区間を含むスループット、パケットロスレート、遅延時間(レイテンシ)、パケットジッタなどの通信性能を正確に評価することができます。
従来のスループット評価
PC 2台をつかったスループット測定では、PCにインストールしたiPerfアプリを使用して測定を行っていました。この測定処理は、PCのCPU性能に依存しており、ギガビットイーサネットを超えるような通信レートでの評価においては、CPU負荷が大きくなることによる処理遅延により、測定誤差が大きくなったり、処理が間に合わない場合、パケットロスが発生し、Wi-Fi機器の無線区間を含むスループット性能を正確に測定できません。

MT1000Aを使ったスループット評価
MT1000Aは、10/100/1000Mイーサ~25Gイーサネットまでは、1台で測定ポートを2ポート使用できます。ハードウェア処理により、Wi-Fi機器の無線区間を含む通信性能(スループット、パケットロスレート、パケットジッタ等)を正確に測定することができます。また、iPerfアプリでは測定できなかった、フィールドでのUp Link/Down Link毎の片方向遅延時間の測定が可能です。

PC評価(iPerfアプリ/Pingアプリ)とMT1000A評価項目の比較
MT1000Aを使用したWi-Fi機器の通信性能評価の詳細については、こちらから資料をダウンロードできます。
また、期間限定(2025年3月31日受注分まで)で、MT1000Aキャンペーンを実施中です。
キャンペーンの詳細はこちらから。